月経調整法について
🌸月経が大切な予定にぶつかりそう…そんなときは「月経調節法」で、あなたの時間を大切に🌸
月経調節法ってどんなときに使うの?
「せっかくの旅行なのに、ちょうど生理が重なりそう…」「受験当日、生理痛がひどかったらどうしよう」
そんな心配をお持ちの方へ——月経調節法は、そんなあなたをサポートする医療のひとつです。
- 大切な受験・資格試験
- 結婚式や新婚旅行
- 海外旅行やスポーツ大会
- 人生の節目や家族との大切な行事 など
単に「生理日をずらす」だけでなく、「あなたらしく輝ける日」を守るための選択肢です。
開始時期
月経調節法には 「早める方法」と「遅らせる方法」の2種類があります。使用するタイミングと薬の種類が異なります。
月経を早めたい場合
- 開始時期:月経周期の5〜7日目までに開始
- 使用薬剤:プラノバール(中用量ピル)や低用量EP製剤(例:ルナベル、ヤーズなど)
- 内服期間:最低10日間、理想的には14日間以上
- 月経開始:内服終了後2~5日で出血が起こります
月経を遅らせたい場合
- 開始時期:次回月経の5〜7日前(早めが安心)
- 使用薬剤:プラノバール、ノアルテン(ノルエチステロン)など
- 内服期間:月経を避けたい期間が終わるまで毎日服用
- 月経開始:服用終了後2〜4日で出血が始まります
※ピルは排卵をコントロールするホルモン剤です。使用法やスケジュールは医師とご相談ください。
副作用
よくある副作用としては以下のようなものがあります。
- 軽い吐き気、頭痛、胸の張り
- 気分の変化、不正出血
- ごくまれに、血栓症など重篤な副作用(禁忌に該当する方には処方できません)
こむかい産婦人科では、丁寧な問診と必要な検査を通じて、患者様にあう形で使用できるようにサポートいたします。
費用
月経調節法は、基本的に自由診療です。
費用の目安は以下の通りです(※保険適用外のため、若干の変動あり)
4,300円~5,000円(税込み)
複数回通院の必要はありません。1回の受診でスケジュール相談と処方が可能です。
どんなときに避けるべき?
以下のような方は、医師とよく相談してください。
- 血栓症の既往がある
- 重度の肝機能障害
- 授乳中(産後6カ月以内)
- 喫煙者で35歳以上の方
こむかい産婦人科では、妊娠の可能性や患者さまの体調を丁寧に確認したうえで、最適な方法を一緒に考えていきます。
最後に──あなたの「その日」が、笑顔で迎えられますように
人生の特別な日を、生理による不調で我慢してほしくない。
月経調節法は、女性の毎日と未来をサポートする、心強い味方です。
不安なことは、どうぞ気軽にご相談ください。
こむかい産婦人科は、あなたの明るい一歩を、あたたかく応援しています。

