2025/02/13
皆さまへ大切なお知らせです。
令和6年度、シルガード9(MSD)およびガーダシル(MSD)の子宮頸がんワクチンは、一時的に限定出荷となり、3回の接種を完了できない方がいらっしゃいました。しかし、最近のワクチン分科会の決定により、キャッチアップ接種等の対象者に対し、接種期間が延長されることになりました。
【延長の対象者】
平成9年度生まれから平成19年度生まれの女性で、キャッチアップ接種の対象となる方。
令和7年度に新たに定期接種の対象から外れる方(平成20年度生まれの女子)
これにより、すでに接種を開始された方や、これから接種を希望される方も、スケジュールを調整しながらワクチン接種を受けることが可能になります。
ただし、令和6年度中に1回目の接種を受けることが必要です。これを過ぎるとキャッチアップ接種の対象外となる可能性がありますので、ご注意ください。
また、今回の延長期間も限られており、希望者が増えると再びワクチンの供給が不足する可能性があります。さらに延長されるかどうかは未定のため、できるだけ早めの接種をおすすめします。
【ワクチン供給状況】
- シルガード9(MSD):2025年1月20日より限定出荷解除
- ガーダシル(MSD):2025年2月3日より限定出荷解除
※現在は通常通りの供給が可能となっています。
【ワクチン接種の重要性】
子宮頸がんワクチンは高額で、本来は自己負担が大きいものですが、現在は無料で接種できる貴重な機会です。この期間を逃さず、ぜひ早めの接種をご検討ください。
子宮頸がんの予防には、ワクチン接種と子宮頸がん検診の2つが重要です。ワクチンはウイルスの感染を防ぎますが、すでに感染している可能性がある場合や、ワクチンで防ぎきれない型のウイルスによる発症を早期発見するためには、定期的な子宮頸がん検診が不可欠です。
【当院での対応】
当院では、ワクチン接種だけでなく、子宮頸がん検診も行っております。ワクチン接種を受けた方も、定期的な検診を忘れずに受けるようにしましょう。
ご予約やご質問がございましたら、こむかい産婦人科までお気軽にお問い合わせください。
皆さまの健康を守るために、安心してワクチン接種・検診を受けられるようサポートいたします。