こむかい産婦人科 | 立川駅の産婦人科・婦人科・妊婦健診・レディースクリニック

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妊娠中の花粉症

花粉症の時期が近づいてきています。
妊娠中、初期はつわりなど、後半は腰痛やお腹が大きくなるにつれ動きにくくなったり、なんとなくすっきりしない状況の妊婦さんも多いのではないでしょうか。
そこに花粉症の症状が加わると・・・
考えただけでも憂鬱になりますよね。
「妊娠中なので薬が使えない」と思っていませんか。
妊娠中は使える薬に制限はありますが、全く使えないわけではありません。

妊娠と授乳改訂2版に、抗アレルギー薬では「ロラタジン(クラリチン)セチリジン(ジルテック)に関する安全性情報が多いため妊娠期に使用する場合は選択しやすい」、「クロモグリク酸(インタール)は安全性は高いと考えられている」という記載があります。
漢方薬では小青竜湯も選択肢です。

薬以外に注意すべきこととしては、花粉の予測や花粉情報を有効に使いましょう。
また、一般的に花粉は昼前後と夕方に多く飛散します。外出時の服装やマスク、メガネなどで花粉を防ぎ、帰宅した時には家の中に花粉を持ちこまないようにしましょう。

日本気象協会によりますと東京都内でも2月11日にスギ花粉の飛散開始が確認されたとのこと。また2019年の東京のスギ花粉のピークは3月上旬~4月上旬、ヒノキ花粉のピークは4月上旬~下旬と予想されています。
日本気象協会の花粉飛散情報2019はこちら

抗アレルギー薬の中には十分な効果が出るまで2週間ほど要する薬もあります。
早めに担当医とご相談ください。

妊娠期間を少しでも快適に過ごせますように。

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