2019/06/07
6月1日の朝日新聞に
「妊娠中の不安、つい検索漬け・・・」
という題名の記事が掲載されていました。
「初めての妊娠、出産は分からないことの連続。
薬は飲める?妊娠中に刺身って食べてもいいの?
親にも頼れず、医師に質問するのも一苦労。
スマホで検索すると、誰が書いたのかわからないような記事が上位に上がってきて、信頼できる情報が手軽に得られない・・・」
という内容の記事でした。
ただこういうことは妊娠に限らず、医療に関する情報全ての問題です。
ここで二つの問題があります。
一つ目の問題はその情報が正しいかどうかです。
インターネットには情報の適否を判断する機能が備わっていません。
正しい情報かどうかを判断するには、その情報を誰が発信しているかが重要な要素になります。
厚生労働省等の省庁、学会のガイドライン、公的な専門機関、専門家、都道府県、市町村からの情報等は重要です。
二つ目の問題はその情報のわかりやすさです。
学会のガイドライン、公的な専門機関、専門家の情報は正確ではありますが、専門用語が多く、分かりにくい場合があります。
当診療所は外来診療で正確な情報をわかりやすい言葉で伝えるよう常に努めています。
また当ホームページもトピックスを含め、その時々の話題を正しい内容で分かりやすく説明するよう努力しております。
今後とも参考にしていただければ幸いです。