2024/10/04
子宮頸がんワクチンキャッチアップ接種は令和7年3月31日（月）までに接種を終了しなければなりません。通常のスケジュールでは、最近使われることの多いシルガード9の場合、2回目は1回目の2カ月後、3回目は2回目の4カ月後に接種となっています。そうすると令和6年9月中に1回目を接種しないと3回接種を期間内に完了できないことになります。
しかし、令和6年10月に入ってから1回目の接種を行っても期間内に接種を終了する方法があります。
厚生労働省のホームページのヒトパピローマウイルス感染症〜子宮頸がんとHPVワクチン〜を見てください。一般の方向け基本情報の3項目目に「標準的なワクチン接種スケジュール」があります。その部分の図、その下の※2・3の記載を見てください。「2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2カ月後と6カ月後にできない場合、2回目は1回目から1カ月以上、3回目は2回目から3カ月以上あけます。」という記載があります。
当院のある立川市の市役所の健康推進課に確認したところ、その接種方法でも良いという回答を得ました。
当院は金曜、日曜、祝日が休診であること、年末年始の休みが（例年の日程を考慮すると）令和6年12月29日（日）から令和7年1月5日（日）までと考えた場合、当院で期限内に接種を3回終えるためには、1回目を令和6年11月28日（木）、2回目を令和6年12月28日（土）、3回目を令和7年3月29日（土）または3月31日（月）に接種するのが期間内で3回接種を行うギリギリのスケジュールになります。
ただ、ギリギリのスケジュールを組んでしまうと風邪やインフルエンザに感染した場合やその他何か体調の悪さが出た時に期限内に接種を終えることができなくなりますので、可能な限り早めに接種を開始することが大切です。当院も多少の在庫はありますが、必ず予備の分があるわけではありません。また週末がかかってしまうとワクチンの入荷が遅れる場合があります。接種を希望される日の1週間ほど前には電話でのご連絡お願いいたします。早めに接種を開始しましょう。お電話をお待ちしております。
