2018/12/03
インフルエンザワクチン接種が話題になる時期になってきました。
特に妊婦さんはインフルエンザにかからないように注意しましょう。
その理由は妊婦さんがインフルエンザにかかると重篤な合併症を起こしやすいというデータや自然流産、早産、低出生体重児、胎児死亡が増加するというデータがあるからです。
産婦人科ガイドラインにも
インフルエンザの重症化を予防する最も有効な方法は、インフルエンザワクチン接種で、母体及び胎児への危険性は極めて低いとされています。
(ただ残念ながら重症化は防げますが、かからないわけではありません)
また妊娠中にインフルエンザワクチンを接種することで、生後6カ月までの児がインフルエンザにかかる率が減少するというデータもあります。
インフルエンザワクチン接種後、効果出現には約2~3週間を要し、その後約3~4カ月の防御免疫能があります。
東京都の情報では、都内や多摩地区でも流行の目安を超えている地域があるようです。
早めのインフルエンザワクチン接種をお勧めします。
(東京都インフルエンザ情報はこちらをご覧ください)
可能な限りリスクを減らし、出産のご無事をお祈りしています。